おかげ参り
江戸時代にはお伊勢参りをするとそれ以降の人生が幸せになるんだ、と言って皆伊勢神宮に行くことを切望したそう。大流行です。
今で言うなんでしょうかね。価値観が変わってしまって良い例えが思いつかないけど、一生に一度でも、、というのは本当にすごい頼みだなーとつくづく思う。
さらにその道中で「おかげさまで」と感謝の気持ちをもって旅をすることでご利益があると言われたんだそう。
だから「おかげ横丁」で「神恩感謝」なのでしょう。
神恩感謝、いまここにあることに感謝する。それをテーマにした太鼓軍団がありました。その名も「神恩太鼓」
「太鼓叩いて、太鼓叩いて、おかげさまで、五穀豊穣、太鼓叩いて、太鼓叩いて、おかげさまで、天下泰平!」
かっこよかったなー。人力車のお兄さんとか度職人そうゆう江戸っぽい格好するお兄さんにはすごい憧れを小さい頃から持っていたけれども、いつかやりたいという夢はまだ叶っていません。似合うと思うんだけどなあ。
なんだか最近人生って、とかこの先どうするか、とかたいそうなこと?ばかり考えてしまってたけど神恩感謝、この言葉なんだか単純ですっきりしてて響も良くてさらになんだか上手くいきそうで、昔の人はすごいなと改めて思わされた。
どうなるかなんて考えたところで仕方のないことで、なにができるか、どうするか、そのために今なにをするか、そして今できる最良の選択肢を全力でやる、ってわかってたじゃないか。スペンサーもポールにそう言ってた。
とは言ってもそう上手くはいきません。くねくねくるくるするのもそれまた一興。